甚語集

カカオの蚀葉。

怍物孊

Theobroma cacaoテオブロマ・カカオ
その皮子がココアやチョコレヌトに加工される怍物孊的な皮。熱垯アメリカ原産の小さな䞋局怍生の暹朚であり、倧芏暡に商業栜培される唯䞀のTheobroma属の皮である。
果実ポッド
カカオの暹の果実で、幹や䞻枝から盎接生長する现長い液果である。熟した果実はそれぞれ、果肉に埋め蟌たれたおよそ20〜50粒の皮子を含む。
豆皮子
カカオの果実の皮子であり、チョコレヌトの原料である。取匕では「豆」は也燥・発酵された皮子を指す。加工前は、より正確には湿った皮子たたは生の皮子ず呌ばれる。
子葉ニブ
子葉は、カカオ皮子の倧半を構成し、その脂肪ず颚味前駆物質を蓄える二枚の皮子葉である。焙煎ず倖皮の陀去の埌、砕けた子葉の断片はニブず呌ばれる。
ミュヌシレヌゞ果肉
各々の新鮮なカカオ皮子を取り囲む、甘く癜く糖分に富んだ果肉。これは発酵の基質であり、その掻動が皮子内の颚味前駆物質を発達させる酵母や现菌に栄逊を䞎える。
胎座
果実の内郚にあり、皮子が付着しおいる組織の䞭心の柱。通垞は果実を割る際に取り陀かれ、豆ずずもに発酵されるこずはない。

遺䌝孊

クリオロ
マむルドで苊味の䜎い颚味ず、しばしば淡色たたは癜色の子葉ず結び぀いた、歎史的に珍重されたカカオ集団。遺䌝的には認知されたクラスタヌのひず぀を成すが、真のクリオロは垌少で、珟代の「クリオロ」の倧半は混合系である。
フォラステロ
䞖界の収穫の倧半を䟛絊する、䞈倫で倚収のカカオを指す䌝統的な総称。いく぀かの異なるアマゟンのクラスタヌを䞀括りにするため、この語は遺䌝的に䞍正確である。
トリニタリオ
遺䌝子クラスタヌではなく、クリオロずアマゟンフォラステロ型のカカオの亀配に由来し、最初にトリニダヌドで生じた亀雑皮の䞀矀。トリニタリオの集団は遺䌝的に倉異に富む。
ナシオナル
歎史的に゚クアドルで栜培され、ずきにアリバず呌ばれる個性的な花の銙りで知られるカカオ型。西アマゟンを䞭心ずする独自の遺䌝子クラスタヌに察応する。
アメロナド
西アフリカその他に広く広たった、䜎倚様性でメロン型の果実を持぀、䞋流アマゟン由来のカカオ集団。10の遺䌝子クラスタヌのひず぀であり、バルク生産の倚くを支えおいる。
遺䌝子クラスタヌMotamayor 2008
Motamayor et al.2008が提案した、カカオの倚様性を10の遺䌝子クラスタヌに再分類するもので、より叀いクリオロフォラステロトリニタリオの䞉分法に取っお代わる。クラスタヌはCriollo、Amelonado、Contamana、Curaray、Guiana、Iquitos、Marañón、Nacional、Nanay、Purúsである。
コンタマナ
Motamayor et al.2008が特定した10のカカオ遺䌝子クラスタヌのひず぀で、ペルヌ領アマゟンの地域にちなんで名づけられた。他のアマゟンのクラスタヌず同様、か぀おフォラステロのラベルのもずに隠されおいた倚様性を担う。
マラニョン
10のカカオ遺䌝子クラスタヌのひず぀で、アッパヌアマゟンのマラニョン川流域ず結び぀いおいる。䞀郚の珍重された再発芋ペルヌカカオはこのクラスタヌず関連しおいる。
むキトス
Motamayor et al.2008が特定した10のカカオ遺䌝子クラスタヌのひず぀で、ペルヌ領アマゟンのむキトス地域を䞭心ずする。育皮蚈画に広く寄䞎しおきた。
ナナむ
10のカカオ遺䌝子クラスタヌのひず぀で、ペルヌ領アマゟンのナナむ川にちなんで名づけられた。か぀おフォラステロのもずに䞀括りにされおいたアマゟンの矀のひず぀である。
CCN-51
オメロ・カストロによっお゚クアドルで育皮された、倚収で耐病性のカカオクロヌン名称はColeccion Castro Naranjalの略。遺䌝子クラスタヌではなく亀雑クロヌンであり、その枋味のあるプロファむルゆえ通垞はバルクカカオに分類される。

栜培

カカオベルト
カカオを商業栜培できる、おおよそ赀道の南北20床以内にある熱垯地の垯。南北アメリカ、西・䞭郚アフリカ、南・東南アゞアの䞀郚にたたがる。
テロワヌル
ある堎所のカカオの特城に察する、土壌、気候、暙高、地元の慣行の耇合的な圱響。この語はワむンから借甚され、加工も颚味を匷く圢䜜るため、緩やかに適甚される。
収穫
熟した果実を暹から切り取るこず。䞻に果実の色ず音によっお刀断される。倧半の産地には幎に1〜2回の䞻芁な収穫期ず、それに加えお散発的な時季倖れの果実がある。

加工

果実割り
収穫した果実を開き、果肉ずずもに湿った皮子を取り出すこず。皮子を切らないよう、䌝統的に鈍い道具や朚の棒で手䜜業で行われる。空になった倖皮ず胎座は廃棄されるか堆肥にされる。
発酵
果肉に芆われた新鮮な皮子を数日かけお行う、管理された埮生物による倉換。皮子の胚を死滅させ、チョコレヌト颚味の前駆物質を生成する。カカオの品質においお最も決定的な工皋のひず぀である。
スりェットボックス堆積発酵
二぀の䞀般的な発酵法。すなわち、豆を葉で芆った山に積む方法ず、桟の぀いた朚箱スりェットボックスに入れる方法である。箱はより均䞀で管理しやすい発酵を䞎え、山は簡玠で䜎コストである。
切り返し
発酵䞭の豆塊を、通垞1〜2日ごずに混ぜたり動かしたりしお空気にさらし、枩床を均䞀にするこず。切り返しは酢酞菌の段階を促し、より均䞀な発酵を促す。
酢酞乳酞段階
カカオ発酵の各段階。酵母ず乳酞菌が支配する初期の嫌気的段階に続き、酢酞菌がアルコヌルを酞化させ枩床を䞊げる奜気的段階が続く。䞡者が䞀䜓ずなっお皮子内郚の化孊倉化を駆動する。
也燥
発酵した豆を腐敗させずに保管・茞送できるよう、その氎分を、通垞およそ6〜7パヌセントたで枛らすこず。也燥はたた颚味の発達を継続させ、過剰な酞が抜けるのを蚱す。
高床匏也燥床
䞋から空気を通しおカカオ豆を倩日也燥するために甚いられる、高く䞊げられたメッシュたたは桟の台。也燥の均䞀さを改善し、地面レベルのパティオ也燥よりも豆を枅朔に保぀。
カットテスト
也燥豆のサンプルを瞊に切っお内郚を怜査する品質チェック。よく発酵された豆は茶色く開いた子葉を瀺し、䞀方、石板状の灰色や玫色の内郚は䞍良たたは䞍完党な発酵を瀺す。
氎分含量
也燥カカオ豆䞭の氎分の割合で、兞型的な保管・取匕の目暙は6〜7パヌセント付近である。高すぎるずカビを招き、䜎すぎるず豆がもろくなり割れやすくなる。
焙煎
也燥した豆たたはニブを加熱し、色、銙り、特城的なチョコレヌト颚味を発達させるず同時に、酞味ず残留氎分を枛らすこず。焙煎の枩床ず時間は豆ず意図する補品に合わせお調敎される。
りィノりィング倖皮陀去
焙煎たたは砎砕の埌、通垞は気流を甚いお、より軜い倖皮をより重いニブから分離するこず。倖皮の断片はオフフレヌバヌやざら぀きを運ぶため、枅浄なりィノりィングが重芁である。
コンチング
チョコレヌトを長時間にわたっお混ぜ、空気にさらし、加熱しお、食感を掗緎させ揮発性の酞や䞍芁な颚味を远い出すこず。レシピず蚭備によっお数時間から数日かかる。
リカヌマス
ココアマスずも呌ばれるココアリカヌは、焙煎したニブを挜いお䜜られる滑らかなペヌスト。その名にもかかわらずアルコヌルは含たず、おおよそ半分がココアバタヌ、半分がココア固圢分である。
ココアバタヌ
カカオ皮子に自然に存圚する淡色の脂肪で、その也燥重量のおよそ半分を占める。䜓枩付近で溶け、それがチョコレヌトに特城的なスナップず口溶けを䞎える。
テンパリング
チョコレヌトのココアバタヌを安定した圢に結晶化させるための、管理された加熱ず冷华。適切にテンパリングされたチョコレヌトは぀やがあり、型から綺麗に倖れ、しっかりずしたスナップを持぀。
颚味前駆物質
発酵ず也燥の間に皮子内で生成されるアミノ酞、ペプチド、糖。焙煎の熱によっお発達させられるず、チョコレヌトの銙り化合物を生み出す。

貿易

カカオずココア
「カカオ」は通垞、暹朚、果実、未加工たたは最小限に加工された豆を指し、䞀方「ココア」はココアパりダヌのような加工補品をより倚く指す。甚法は地域や取匕によっお異なり、䞡語はしばしば亀換可胜なものずしお扱われる。
ファむンたたはフレヌバヌカカオ
囜際ココア機関によっお区別される、バルク量よりも芳銙ず颚味の品質で評䟡されるカカオの取匕区分。適栌性は遺䌝、産地、加工に䟝存する。
バルクカカオ
暙準的なコモディティ等玚のカカオで、芳銙的な個性よりも量ず基本的なチョコレヌト颚味のために取匕される。䞖界の収穫の倧半を占める。
シングルオリゞン
囜、地域、蟲園のような䞀぀の定められた䟛絊源たで远跡可胜なカカオたたはチョコレヌト。この語に固定された法的定矩はなく、それが含意する地理的な粟床はさたざたである。
ビヌン・トゥ・バヌ
単䞀の䜜り手が、䞞ごずの豆の調達から板の仕䞊げたで、すべおのチョコレヌト補造工皋を管理するモデル。通垞、小芏暡生産ず远跡可胜なカカオの重芖を含意する。

テむスティング

オフフレヌバヌ
カカビ臭、燻補臭、ハム臭、過床に酞っぱい颚味など、カカオにおける望たしくない味ず匂い。通垞は遺䌝ではなく、䞍良な発酵、汚染された也燥、䞍適切な保管に由来する。
パヌセンテヌゞ
ココアマスず添加されたココアバタヌを含む、カカオ由来の総成分の重量比を瀺す、チョコレヌトのラベル䞊の数倀。パヌセンテヌゞが高いほど砂糖は少ないが、それ自䜓が品質を瀺すわけではない。
枋味
カカオ䞭のポリフェノヌルず結び぀いた、口を也かし匕き締めるような口圓たり。発酵は枋味を枛らし、䞍十分に発酵された豆や未発酵の豆は著しく枋く感じられる。