コスタリカ

先住民に根ざした小農カカオとアグロフォレストリー研究

コスタリカは小規模なカカオ生産国であり、その栽培の歴史はコロンブス以前の時代にまでさかのぼる。現代の生産分野は小農のアグロフォレストリー農園の上に築かれており、同国は地域の農業研究・教育センターであるCATIEを通じたカカオ研究の中心地でもある。CATIEの育種計画は地域全体で用いられるクローンを開発してきた。

生産は主に二つの地域に集中している。カリブ海側リモン州のタラマンカ地域は、強い先住民の農業伝統を持つ小農の景観であり、ブリブリ族とカベカル族の共同体がコロンブス以前の時代からカカオを栽培してきた。生産者は主に1987年設立のAPPTAを通じて組織化されており、多くの栽培者は先住民の女性である。ニカラグア国境近くのウパラ周辺の北部低地は、小農が小区画を耕す、認知された第二のカカオ地区を形成している。

コスタリカで栽培されるカカオは主に混合系であり、伝統的にトリニタリオに分類され、CATIEが開発したクローンが古い混合系統と並んで含まれる。この作物は中米全域に広がったフロスティポッド病(モニリア病)によって大きな打撃を受け、生産が急減したが、しばしば多雨に対して濃い日陰のもとで栽培される有機・アグロフォレストリー重視の小農生産が、この産地と国内のクラフトチョコレート界を支えている。

コスタリカ の産地 (3)

出典

  • Tico Times — 'Cultivating Tradition: Organic Cacao in Costa Rica' — https://ticotimes.net/2004/05/21/organic-cacao-sweet-success
  • CATIE — 'Universidades públicas y personas productoras de la zona norte' — https://www.catie.ac.cr/en/2022/10/17/universidades-publicas-y-personas-productoras-de-la-zona-norte-de-costa-rica-se-reunieron-en-el-catie-para-aprender-de-cacao/
  • La Casa del Cacao — 'The History of Cocoa in Costa Rica' — https://casadelcacao.net/the-history-of-cocoa-in-costa-rica/